十年余り前に銀座の映画館で観たオムニバス映画、『いぬのえいが』をBSで
放映していた。監督は犬童一心ほか共同/制作:電通テック・ピクトほか
(ラインプロデュ―サーとして藤森暁生も)
中村獅童、伊東美咲、宮崎あおい、天海祐希、佐野史郎、渡辺えり子ほか
犬好きの人は多く、可愛さ余ってではなかろうが映画館へ行き癒されるのだろ
うか「お犬さま映画」はロングランヒットする。古くは『南極物語』や『ハチ
公物語』につづき『クイール』、『マリと子犬の物語』などがある。
わが家には、gyoによくナツイタ(服従した)「ポパイ」の名で呼んだ柴犬
が居た。朝晩近くの公園への運動は彼がキッチリつき合っていたのでボス(上
位者)と見ているためであったと思う。
だが血統優良で飼い始めてから四年で早死にしてしまった。
蚊によって媒介されたフィラリア症になり、予防も治療も尽くしたが雑種ほど
の強さがなかった。gyoが小屋から連れ出し公園に向かう途上でバッタリ前
に崩れてそのまま息を引き取った。
優しいシバイヌで家族でクルマで出かけるとき(スキーなど)、クルマに同乗
させようとするとうずくまって絶対拒否だった光景を想い出す。
裏庭の柿の木近くに眠る。
こうした「いぬ」と「ひと」の物語が多様なシーンで描かれた、時間の流れの
なかであらためて観なおすとまた違った感動がよみがえるシネマ。

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