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| 「きょうを守る」(菅野結花。作品) |
は泣いていました。
出版社を立ち上げたときの同志Sくんの連れ合い晶子さんが、逝ってしまった
と突然の知らせをもらう。映画批評家として活躍の大和晶さんです。
出版社の草創期、映画関係の出版では著者でありサポーターとして、会社への
出入りは勿論のこと、スキーを楽しむこともあった。
たしか、彼女は仙台出身だったが、3・11後の東日本大震災復興支援の上映
プロジェクトにかかわり、映画をとおして被災現場を共有する活動に積極的に
コミットメントしていたとおもう。
鋭い批評もチェックしている。
ニューヨークの9・11はあくまで世界を揺るがす政治事件だ。当然、各映画
作品には、それぞれの監督が背負う国籍や宗教、各自の政治的理念や倫理観、
主義主張が色濃く反映されざるを得ない。けれど、3・11は人事のおよばぬ
天災である。もしそこに政治性が絡むとすれば、福島原発災害だが、その一点
に的を絞ったとしたら、「3・11」を語ることにはならない、と。
すなわち、被災者の視点で被災地の真実を伝えるという過酷な行為に寄りそわ
ざるを得ない。
晶子さんは、毎年この時期、カンヌ国際映画祭へ取材で出かけ、総合批評した
レポートを届けてくれる。どうしたのだろうと、思っていた矢先の訃報でした。
映画の力を信じ、、合掌。

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