2014年4月16日水曜日

大槌町3・11から3年1ヶ月         612

2月から雪の中の大槌(2014・3・22「広報おおつち」)

菩提寺江岸寺裏城山からの定点写真を見る。
写真を見るたびに、あの日に引き戻される自らの感情の起伏と、第三者的に客観
的な目線で被災地を見る鈍感さがある。

3年前、義祖母は福祉保護司に手を引かれて、着の身着のまま家の近くにある江
岸寺の裏山伝いに城山経由で逃れて一夜を明かしました。
その夜、高台から見た地獄絵さながらの町の光景は忘れることはない、と洩らしま
す。百歳に近い御祖母ちゃんは、一睡もできないまま、大槌町から出ているファミ
リーのことを想い過したと言う。
SchとGyoが大槌町に入ることができ、避難所から御祖母ちゃんを救出したのは
2週間後でした。

写真の風景を見て分かるように、雪の下に嵩上げされた台地が薄っすら見えるぐ
らいで、復興の遅れは一目瞭然です。用地に関わる不満の声があがっていること
も聞いています。
大槌町はあまりにも多くの人が犠牲になっており、復興事業にまで未だ目が向か
ないと云う現実があると思います。

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