50年代半ばにはフランス・ギャング映画、『現金(げんなま)に手を出すな』
を中学生のとき一学期の中間試験を終え、吉田公也君と玉島の洋画館で観た。
ジャン・ギャバン主演でギャング映画の古典的名作となる。アクションシーン
も含まれるものの、アメリカ製ギャング映画とはちょっと異質なタッチで人物
同士の会話や行動の祖語による心理的機微が際立つ作品だと思った。
後に個性的風貌で存在感たっぷりの俳優に進化するリノ・ヴァンチュラを知っ
たのもこの映画でした。キャバレーの踊り子ジャンヌ・モローも美しかった。
日本映画でも、演技力のある魅力的な女優が映えた時代が昭和30年代にあった。

0 件のコメント:
コメントを投稿