昨日、高村薫の映画化(WOWOWプライム)された『レディ・ジョーカー』と『マーク
スの山』を観た。
本の宣伝帯やTVのドラマ枠にミステリーと銘打つか、サスペンスと表現するかで、
観客、読者は微妙な違いで受容することになる。
松本清張や高村薫らの社会的背景から描く犯罪の謎解きに重点がおかれたミステ
リーものが、ぼくの好みです。
両方とも、原作で読んでいたが、映像版もミステリー・ドラマとして一級品だった。
魅力的な題名の不思議からして、ミステリーの条件を満たしている。
犯罪の動機も、被差別部落、階級社会の落差がプロセスのなかで交錯し、浮上し
てくる。サスペンスの高揚感も十分高められる。
そして、結末に知的な驚きがともなえば一番いい!
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