| (2013・11・16影kdc) |
芸術の秋と云うが、午前中はハルの展覧会へ。(後述)
午後は、またまた友人・浜田が主演すると言うので、乃木坂の小劇場コレドに出
かける。ここにきて、かつての演劇同好の志と再会する機会が多くなった。
桃井章脚本・演出の「パラソル」観る。
乃木坂COREDOは11月に閉店になるが、最後の舞台を小屋の主宰者でもある
桃井章自らの書き下ろし「パラソル」の公演に決め、幕を下ろすことになった。
(桃井かおりのお兄さん)
浜田晃と滝沢めぐみ演じる二人芝居。
舞台は、にわか雨が野武士的な初老の男と若い女をパラソルのなかに閉じ込め
る。にわか雨が本降りとなり、そしていつの間にかパラソルの中で数十年の月日
がエンドレスに経っていく、、、。
1960年代を想わせる時代背景もチラつくなかで、女性ぽい滝沢めぐみを少年に
変質させるカミングアウトのドキドキ感があったりして、一時間あまりの舞台を飽き
させない。
題材は、桃井さんがポルトガル映画「熱風」を見終わって、映画館を出た途端に
強烈なにわか雨に見舞われ、連れの女性と裏通りのオープンカフェのパラソルに
逃げ込んだ時の光景から、ドラマの展開へ広げられていった、と語っている。
さらに、演じる役者までイメージする、プロセスの斬新さに惹かれました。
老練な役者に進化し続ける浜田と、若い新進の俳優修行始まったばかりの滝沢
めぐみの丁々発止の渡り合いがあってこその演劇公演でした。
再演、再々演が期待できるすばらしい試みでした。
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