「でん八会」は、おでん居酒屋・でん八が1960年半ばに新宿三越裏で創業し、
2017年に休業するまで半世紀以上にわたり、暖簾をくぐってきた青春真っ只中
だった人が、新老人になっても居心地よさを求めて通い詰めた贔屓客の集まり。
でん八の歩みは、50周年を記念して編んだ『新宿 でん八物語』(発行・大槌
の風/発売・言視舎)に、1960年、70年代の活気あふれる若さの合わせ鏡の
ごとき場所をみることができる。
店のオーナー松尾昭次郎、L字型カウンターの中に立つ弟の明弘さんの客との
間合いを取る絶妙の会話術に魅かれたものだが、アニキ(昭次郎さん)は10年
前に、アキさんは昨年12月に鬼籍入りしてしまった。
会は、でん八オーナー主催の夏海のクルーザーと「でん八杯」マラソン、年末
忘年会があったが、ここで云う「でん八会」は松尾兄弟(奥さん同伴)を囲む
一泊温泉旅行のことで、店で同席して杯を交わすのと違って、ちょっとばかり
距離感が縮む感じでイイ。
アニキ、アキさん夫妻、シゲさん、森本、たけさん、ネモっちゃん、セキネ、
平井、せっちゃん、フジケン、、。
主を囲むことはできなくなったが、この会は10人うちばで未だまだリレーさ
れそうです。

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