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| 書影(装丁・中村宏) |
したものかと逡巡していたところに電話をもらった。
大久保さんとは、彼の最初の著作を上梓してからもしばらく交流があって、
その後、この45年ぐらい賀状のやり取りですませていました。
在野の言語学者である大久保さんは、とにかく僕の印象によると、家にこも
って研究と小説に取り組んでいる孤高な姿でした。
原稿の受け渡しや打合せでも、自宅以外だと国分寺駅前の喫茶店でした。
唯一、新宿で前衛的ルポルタージュ絵画の中村宏さんと門倉君と一緒の時
に同席した記憶があります。
知るところによると、肺マック(肺MAC)症で一年ほど通院して治癒に向かい
ながら、肺炎をこじらせたようです。
故人の意思で、病院に献体されており、美代子さんのもとに帰ってくるのは
まだ先のようです。僕には、その様な状況にあることがなかなか想像できず、
肩の荷が下りないだろうな、とかいろいろおもんばかっています。
(←ブログ:2016・12・7 「追悼 大久保そりやさん宅を訪ねた頃」1581)

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