長く一年近く会っていなかった竹さんを、千駄ヶ谷の病院に見舞う。
すでに会ってきた人の情報に温度差があったが、いたって元気そうに見受けられ
た。
自分が執筆した本のお礼をのっけから言われたが、よほど気にしてくれていたの
だろう。
「お喋りの記憶は薄れていくが、文字で残ると記憶の深みを増して甦ってくる」と。
兄妹のことから、古里、信州大町を今まで聞いた以上を少ない時間のなかで語っ
てくれた。そして、長くベットに臥せていると、体力の低下と歳のこともあって、気力
が萎えていくのを憂いていた。
彼は、2年前になるが3・11被災地の大槌町から上京してもらい「岩手県大槌町
のおんなたちの話を聞く会」(三省堂書店神田本店地階)を開催した時に駆けつ
けてくれたり、「大槌の風」を裏方してもらっている。
なんとしても、も一度一献酌み交わせるまで、回復することを祈っています。
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