2015年2月11日水曜日

福生の旧田村家住宅            914


先日、「料飲稲門会」主催の試飲会が福生田村酒造であったが、今日はマスダさん
に明治時代の面影を残す古民家「旧田村家」公開へ誘われる。
福生市の学芸員の、田村酒造本家筋から分家した屋号ヤマジュウ旧田村家の沿
革と保存に至る経緯を聞くことができました。
(田村酒造に挨拶。MPVを駐車させてもらう。)

住宅主屋の裏が広く、二つの土蔵がそれぞれ違う用途で建てられていた。
西土蔵には、不祝儀で使うお膳やお椀などの什器類が大きな箱ごとにまとめて収
納されていたほか、水汲みようの桶や四季折々の生活用品、道具類が収納されて
いた。
東土蔵は、旧福生村の発展に尽力してきた郵便、電話業務の道具類などが収納
されていたと説明。まだ調査途中のようです。

その蔵から出した、お祝い用の配膳、椀が畳の広間に長方形座方で並べられてい
た。縁側からの日差しが朱色と黒檀の漆器を照らして美しかった!
膳椀は日本の食文化の原点で、ハレの食と漆器・陶磁器の「うつわ」の文化でもあ
ると。(マスダ)

もう一つの部屋には、左官屋さんが記憶に基づいて書き記した絵図を展示。
当時は駅前が繁華街ではないので、この田村家周辺が中心の街並みだったこと
をうかがわせる、見事なまき絵でした。
さらに、初代の娘さんと次代の娘さんのを加えた雛飾りが梅の花薫る畳部屋に展
示されていた。明治時代からの田村家の風景が一瞬よみがえったきがしたが、、。

家の周囲が廊下をめぐらした間取りで、戸袋のある縁側と濡れ縁の配置などは、
わが田舎の家に似ているところがあって懐かしくなった。縁側を仕切る格子戸にガ
ラスがはめ込まれていたが、わが家も同じで、ガラス越しに外の白銀世界を見て
目を覚ましたこともある。

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