2015年11月14日土曜日

わが家の児童書を整理するなかで、、1193

教師の家2(影:Pen)
北マリアナ諸島サイパン島で父が原住民に、日本の子どもの本の読み聞かせを
どんな気持ちで続けていたかは不明ですが、それを手さぐりすることができた。

異なる宗教、民族が同居する日本の植民地で、同化教育の一環として、絵本で
日本の言葉や文化を馴染ませる役割を果たしたのだろう。
このことが直接に、「これから「人」となろうとする未開無知のものを教科」するた
めの日本語教育を施した占領政策と、親父の精神も密接につながっていたのだ
ろうか、、。
10代の頃は父との諍いが多かった。いまとなってつくづく聞き出す機会を失った
ことが残念でならない。

サイパンの観光ホテルで庭園整備やプール清掃で働くチャモロ原住民の古老は、
いまだに、ことのほか適切な日本語を話すのに接して驚いた。
これからまたサイパンを訪れることができれば、もっと親しく原住民や在留邦人に
接して、父の生きざまを追跡してみたい思いが強くなっている。

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