2014年11月23日日曜日

アキさんのこと               833


松尾さんとはじめてであった日と場所のことを一言。

1965年2月の寒い日であったことを鮮明に覚えています。
新宿花園神社の明治通り側入口に出店していたおでん屋台に、数回寄ったことが
あった。その日、店主の清水芳郎さんは早めに暖簾仕舞いして、三越路地裏のオ
ープン間もない居酒屋「でん八」に連れて行ってくれた。

二階に上がると、コの字型で小さな和風オープンキッチンのような一角に、50セン
チ四方(長方形だったか)の真鍮おでん鍋があった。
狭いカウンターをより狭く感じさせる風に、長身で「裕次郎」ばりのアキさん(松尾)
が、にこやかな顔でおでんと銚子を差配していた。
後で聞かされた話だが、僕はカウンターに着席して間なしに寝込んでしまったらし
い。しかしその後、間をおかずに登場しているのだから、一風変わった雰囲気に魅
せられたのだろう。

それから50年、アキさんの人柄によってだが、変わることなく親戚以上の付き合い
になっている。








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