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| 書影 |
が手元に届いた。
本書は「古部族研究会編」となっているが、ボクが初めて諏訪信仰と藤森栄一の
「銅鐸」の話を聞いていた頃、この日本古層の追究がどう深化されていくのかは
不明でした。
ところが40年後、「日本原初考」三分冊として一部加筆や新稿を加えた1170頁
の大冊文庫版で復活したと云うことは、田中君たちの弛まぬ執念の到達点だと思
う。
彼には、縄文中期土器図像の世界観を記紀神話とのかかわりで考察した著書『縄
文のメドゥーサ』(2006年6月/現代書館刊)がある。
「この図像解釈のなかで、縄文人の大地感、生命観について考えざるを得なくな
り、折口信夫のまれびと観や他界観と習合させて、諏訪の神事を改めて見たとき
に、その根底には同じものを見いだすことができると、今ならはっきり言うこと
ができます」。と序に寄せている。






