2026年4月23日木曜日

コラム③ 羽村取水堰と玉川上水   5201


③【羽村取水堰と玉川上水】
奥多摩を源水として、蛇行して波浪と流れる第一級河川多摩川。
その中流部分から「羽村取水堰」で分岐して、「玉川上水」の起点へそそぐ。
暴れ川だった多摩川に堰を造って、江戸人たちの生活用水として活用すること
を実現したのは徳川時代の初めです。
幕府から命を受けた多摩川庄右衛門、清右衛門が、羽村から四谷大木戸(内藤
新宿御苑付近)まで43㌔(マラソン距離)にも及ぶ生活用水路を完成させた。
この計画の一回目は、府中で失敗、次は福生から始めたがその先熊川で水が流
れず二度目の失敗。万策尽きた兄弟は川越城下の名技術者のサポートで完成。
当時は、夜中に提灯を立ててその光の高低を見ては土地の測量をしたと云う。
水が四谷大木戸まで自然落下しなければならず、それが400年前に日の目を見
たことに夢と驚きがあります。

*玉川水神社:玉川上水の守護神で、玉川兄弟が創建。対面には兄弟の碑。
*玉川上水羽村陣屋跡:現在では門のみ残っており、跡地には東京都水道局
           羽村取水所として都民の水道を管理している。

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