キリスト教に疎い僕にとってはすらすらと読めない、入門書でなく「専門書」
に近い。ただ現代アメリカ社会の問題をそれぞれの歴代大統領に引き寄せて、
福音派の関りを探求するには最適でした。
米国の人口の25%近くを占めるとされる「福音派」。その多くは、現代の政治
的・社会的な対立は、終末に向かう世界における善と悪の戦いの一部として理
解されていると云う。
大統領と福音派との関りだが、アイゼンハワー(34代・共和党)、ニクソン(共
和)へ。1960年の大統領選でニクソンが、カトリック信者であるケネディ(民
主党)に敗北。その後、フォード(共和党)から民主党ながら福音派のカータ
ーへと続く。以後、レーガン政権の8年間、ブッシュ(父)政権の4年間(い
ずれも共和党)、福音派のロビー活動は強くなり活動も過激になる。
1990年代にクリントン政権(民主党)になると、福音派のロビー活動は沈静化
してくる。だが、ブッシュ(子)政権(共和党)が誕生すると再び福音派との
密な交流が再現するようになる。
こうした歴代大統領を媒介に福音派の影響力の強弱を見てくると少しは終末論
の深掘りができるか㋤、と、、。

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