2017年2月25日土曜日

その昔東京荘があった/記憶の深層9 1661

1960年代に、この時代としてはおしゃれな「東京荘」なる名称のアパートが在
った。今では、まったく同じ場所に「ライオンズマンション」が建っている。

早稲田喜久井町と云う町名で、「夏目坂」がありその左右には寺院や墓地が見え
隠れしていた。この坂を上り始めてすぐ右側の「赤い鳥居」を目印に入ったとこ
ろに、僕が2年足らず下宿していたのが東京荘です。

いまのメトロ東西線の「早稲田駅前」から始まる夏目坂は比較的平坦な道が続き
小ぢんまりした料亭や寿司屋や居酒屋があり、ケーキ屋や銭湯もあった。
銭湯の行き帰りに、お寺の塀に咲く紫の「テッセン」を見てすっかり好きな花に
なったのもこの時期からだ。

低地の早稲田通りと夏目坂を抜け弁天へ至る高台の大久保通りの道筋は50年
余り経った今もあまり変わらないが、街の魚屋さんや行きつけだった散髪屋さん
などは消えて、建物は中高層になり外食産業のチェーン店がひしめく賑わいです。

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(←    :2016・7・13 「猊鼻渓舟下り/記憶の深層7」1435)
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