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| 書影(インターナショナル新書) |
町山智浩著『それでも映画は「格差」を描く』をよむ。
本書の書評とはズレるが、著者町山の幼少頃からの映画遍歴は特異で蓄積量も
多い。こんなことも言っている、「うちの親父は親子で銀座なんかを歩いてて
映画の看板を見るとふと<観よう>と言って映画の途中で入(館)りました。
そして普通は次の回(上映)の観はじめたところまで観ると劇場を出ました。
とにかくスキがあれば映画を観てやろうとする親父でした」。
親に煽られて、映画好きになるプロセスはかくのごとくで、半世紀以上経った
現在まで趣味と実益を損ねずやってこられたことに乾杯だ!
『パラサイト 半地下の家族』や『ノマドランド』など、最新話題ヒット映画
に共通するキーワードは「格差と貧困」だ。世界の映画作家たちは、今世紀の
世界を覆い尽くすこの格差社会をどのように表出してきたか、、。
まえがきで、インターネット上で誹謗中傷を受ける匿名による暴力を取り上げ
『自転車泥棒』や『万引き家族』、『キッド』での弱者や貧しいこどもの存在
から反転攻勢をかている。

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