2019年5月11日土曜日

『1960年5月19日』を読み直す 2467

書影
60年安保闘争に関わる人や文献類がこの数日、目にすることが頻繁にあった
ので、日高六郎を編者とする『1960年5月19日』(岩波新書)を取り出
して読むことになった。

ところで、1960年5月19日というと今から59年前で、奇しくも来年の6・15
は60周年と云うことになる。
もう十分に歴史事項になるのだが、本書の執筆者、藤田省三、荒瀬豊、石田雄、
日高六郎、鶴見良行、鶴見俊輔ら「進歩的文化人」の文章は、安保闘争の興奮
冷めやらぬ時期のもので、後まで思い出される。

この19日は、国会では自民党が審議を一方的に打ち切り、三万人のデモ隊が
取りまくなか、警官500人を導入し、衆院本会議で新安保条約を一挙に強行
採決したのだった。この日の現場に僕もいたが、大衆的怒りが沸点に達する勢
いでした。
「民主主義を守れ」と云う大義が未だ生きていました。
官公庁、民間企業の労働者から、大学生、高校生はもちろん中学生までデモに
参加した。そして、民主主義を守る学者・研究者の会、声なき声の会、、、が
次つぎに、「岸内閣総辞職!国会即時解散!」を要求して、国会を包囲したの
であった。

そして、6月15日へ。雨がしとしとと降る日でした。

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