2018年3月31日土曜日

大阪屋栗田は「楽天」になるか⁉   2061

今朝えた情報によると、楽天が出版取次3位の大坂屋栗田を買収するという。
急速な資本流動化に唖然とするばかりです。

2014年時点で、大阪屋が債務超過に陥り講談社などの取引出版社がフォロー
することになったが、それだけですまず楽天が加わって出資した経緯がある。
そのとき楽天は、出版取次の流通ルートをネットビジネスに共有する戦略で、未
だ経営の深部までは口出ししないだろうと思って見ていたが、出版市場が縮小す
るなかで、自ら役員を送り込み体質強化を図る時機到来と決断したようだ。

すなわち、楽天のネット書店と、大阪屋栗田が取引する(帳合)2000以上の
書店との連携を本格的に強化する目論見。
一向に下がらない書籍の返品率(40%)を、楽天が独自に開発する消費需要予測
システムで、書店の大小を問わずどの店舗でどんな本が売れたかを、性別や年齢
など属性ごとに分析し、売れ筋を効率的に全国の書店へ配本する仕組みに再構築
する。

さらに、アマゾンは取次会社を通さず、出版社から直接仕入れる割合をここにき
て積極的に増やしている。これまで出版社は、「非正常ルート」取引に二の足踏
んでいたが、雪崩現象が起きている。

(←ブログ:2018・3・1 「出版業界雑感」2032)


2018年3月30日金曜日

今シーズンもまた阪神タイガース応援歌2061

プロ野球のシリーズ・オープニングは、猛虎ファンとしても内なる昂ぶりがフツ
フツとある。
ぼくの予想スタメンとは違って、鳥谷を2番で先発起用したのはベテランの実績
重視でベリーグーだが、オープン戦の不調を脱して活躍してくれることを願う。

選手それぞれの意気込みと結果は、、。
1番に起用された高山は、「自分のバッティングをするだけ」とコメントしてい
たが、1塁へのヘッドスライデイング、タイムリー内野安打と、内に秘めた闘志
が外に出た感じで幸先良い。

鳥谷は、6番で先発かと思っていたところ2番で起用される。連続試合出場の記録
を今シーズンも継続してほしい。4打数1安打1得点だったが、まぁ良しとして
さすがにセカンド守備の動きは完ぺきだった。

3番に座った糸井は、「つなぎの意識で勝利に貢献」どおり1安打出たことと、
初戦をとったことで乗ってくれるか。
新4番に固定したロザリオに長打はなかったが1安打。「シンプルに来たボール
を打つことが大事」という姿勢を崩さなければ、パワーアップの予感あり。

5番の福留が絶好調で、先制の2ランホームランに安打量産で打撃陣を活気づけ
る。皆を鼓舞しながら結果を出しているところが頼もしくあらためて評価したい。
6番に2年目の新星大山が抜擢され、見事に追い打ちをかける2ランを放ったが、
かつての掛布雅之のデビューの輝きを見せるか。「がむしゃらに泥くさくやって
いきたい」とのコメントがイイ。
7番は糸原になったが、オープン戦での安定した長短打と守備力をみればハマり
だろう。鳥谷との二遊間のコンビネーションにまだまだこれからの感あり。

さて8番捕手で先発マスクをかぶった梅ちゃん、先ずはよかった。
先発投手ランディには、配球の組み立ても良く思い切ってテンポよく投げるよう
キビキビしたキャッチングでリードしていた。さらには、一年目のおもいっきり
の良いバッテングを取り戻してほしいものだ。今年こそ、レギュラーを取れ。
シーズンオープニング投手メッセは、自分を見失わないように、自らに言い聞か
せて投げるグランド捌きから、今年もエースといってよさそう。

開幕 G倒! 阪神タイガース 5対1 読売ジャイアンツ

2018年3月29日木曜日

『大菩薩峠』読み始める       2060

書影
船戸与一の大叙事詩『満州国演義』(全9巻)『残夢の骸』を延々とかけて昨年
読み終えたところで、また長篇未完の「大河小説」を読むことには若干躊躇する
ものがある。
時をかけて、ゆっくり読み進めたいと思っているが、、。

第1巻「甲賀一刀流」が都新聞に連載開始したのは、大正2年(1913)9月。
有名な冒頭シーン、机龍之介が甲州大菩薩峠で老巡査を理由なく切り殺すところ
から幕が開く。さらに御岳神社境内での奉納試合で相手となる宇津木文之亟に勝
ちを譲ってくれと哀願してきた内縁のお浜を犯し、そのあげく試合では頭蓋を打
ち砕いて殺してしまうほど暴虐破壊的なのである。
自分の子をもうけたお浜すら無情に切り捨ててしまう。
こうした主人公の徹底した「ニヒリズム」を描出している。
ところが、物語の流れのなかで龍之介はなぜそのような人斬りをするのかという
説明がされないまま次々とコトが起こっていくから、読む方はナゼの振幅が激し
くなり引き寄せられることになる。

時代は勤皇佐幕が入り乱れる幕末で、最初から芹沢鴨や新選組、様々な女性と、
登場人物は多彩であり、背景は膨大無辺の異常事態で生起する尋常ならざる物語
と云っていい。
藤村の『夜明け前』を正史とすれば、これは裏の歴史小説だという人もいるが。
(→次日につづく)

(←ブログ:2018・3・24 「『西東三鬼全句集』を読む」2055)




2018年3月28日水曜日

津波で流された大槌町信栄書店の生き方2059

大槌町安渡
大槌町安渡で書店をしていた店舗が、3・11大津波津波で流出して、店主は廃
業やむなしと被災直後は考えたものの、それまでのお客の励ましを受け、外商専
業として信栄書店を継続維持してきた。

復興事業としてどう組み込まれて支援されてきたかは不明。昨年夏、閉鎖された
仮設の大槌町産業復興団地を退去し、安渡に戻ることなく新しくなった県立大槌
病院近くに自力でプレハブの事務所を置いて本屋稼業に精を出すことになった。

外商の特徴を生かし、地域の読者とのつきあいが長いと云ううことで、復興さな
かの親と子どもたちのいろんな「文化的」要望を聞くことができるだろう。
そして、3・11被災の伝承者でもあってほしいと思う。
店主・阿部孝次さんは毎日、宮古市田老から釜石市内まで外商に勤しんでいると。

大槌町には、被災後早期に開店した「一頁堂書店」があり、町の復興に貢献して
きたこと大だが、一方で店舗を持たず広いテリトリーを縦横に移動する外商とい
う生き方があることを知り応援したい。

(←ブログ:2018・1・29 「大槌町のシンボル<鮭まつり>の報が」1992)
(←   :2018・3・8 「再びやって来る3月11日」2039)
(←   :2018・3・11 「ひがしーにほんーだいしんさい」2042)
(←   :2018・3・17 「大槌町旧役場庁舎解体だと」2048)

2018年3月27日火曜日

例年より早い満開!桜吹雪くトンネル 2058

あきる野の桜トンネル(2018・3・27影:Tab)
きょうは、日の出未来屋書店で半日過ごした。
その帰りに寄り道したところ、ソメイヨシノの満開に思いがけなく出合えた。

住まいからクルマで多摩川をわたって、峠で富士山を眺望しながら越えると
あきるの市が開ける感覚が好きで、月に数度はドライブする。
この桜並木もよく通る道ながら、桜がほころぶのは未だ一週間先だろうと思
っていたところ、満開近しには驚いた。

咲き始めから、五分咲き、八分咲きと桜のもつパワーで次第に高揚感を高め
満開の競演をへて桜吹雪、葉桜まで一週間余もない。
それが、こんなに早咲きになるとドラマの見せようがないではないか、、。
夕暮れ時だったので、淡い色彩がかさなりあって映える。
街中のそんなに長いトンネルではないが、古くから多くの地域の人が自然と
愛でてきた老樹だと思います。

2018年3月26日月曜日

たかが散策 されど「散策」     2057


きょうは本番前の実験歩きとして、3時間、10㌔弱の行程を弥次喜多道中した。
桜堤もある、そよ風をいっぱいあびる気持ちのいい道中だったが、さすがに最終
は汗ばんできた。「はむらの水」が美味しかった!

阿蘇神社では、天然記念物シイの大木や、桜、ヤブツバキ、樫、楢、欅の木や竹
林が茂り、近くにはチューリップ、タンポポ、ナノハナ、シバザクラ、ショウブ
などの群落があり、都心からやって来た御両人は、澄んだきれいな空気を吸い込
んでことのほか感激を口にしていた。

ぼくはと云うと「歩くコース」の試案を作ったものの、これまで多くの人を引率
したことがなく、いちスポットから次のスポットへの移動に要すること細かい時
間わりとか、お手洗いの有無や、道路の交通量、危険度をチェックシートにする
気配りに納得するものがあった。

2018年3月25日日曜日

OP戦16試合で借金11が猛虎です 2056

きょう、オープン戦最後の阪神タイガースの試合(対オリックス戦)を観た。
最終調整秋山先発で5回まで4安打完封で高橋にリレー。
打撃が低調で大山のホームラン1本だけで、1対1の引き分け。

オープン戦は、たった16試合で”借金10”が猛虎の実績です。
オープン戦なんだから、なんて言っていられない不安要素がある。
孤軍奮闘するファンとして鳥谷選手を応援しているが、昨日やっと2本目となる
安打を放ったが、きょうはまたトップフライとぼてぼてゴロに三振という覇気の
なさが気になる。
そのうち何とかなると泰然自若としてはいられない追い込まれた姿に見えるが、
シリーズに入る前の静かな闘志と期待しておこう。

チーム全体としても、若手を使いながら攻撃力重視に見えたオーダーが機能して
いないから、守備力の落ち度が目について仕方ない。
さらに先発投手陣の回し方はまだ決まらず、中継ぎ陣も出鼻をくじく失点が目に
つく。先発捕手は梅野を優先、上本をどう生かすか、高山、隼太と福留の兼ね合
い、、思いは尽きない。