2014年5月31日土曜日

漆掻きと轆轤と漆器職人           657


京都の奥丹後で轆轤を廻す漆器職人の友人・大益君がいる。
漆器職人は自ら山に入り漆の木を見つけて育てたり、「漆掻き」をしてこそ、本物の
職人芸に見えてくる。

前の東京での個展では、漆を掻く道具類(腰鎌→漆掻鎌→掻べら→漆壺)と、使い方
まで教わった。長い年月と重労働の末に、貴重な日本産漆樹液が採れることを知り
感動したものだ。彼の話しでは、中国産が多いなか、自家製は表面が丈夫で強く剥
げにくい特徴があると。住まいの工房近くの山だけでなく、千葉や新潟村上の山に
分け入り、漆の木を探して採集する職人魂はすごい。.
そんな素材から生まれる漆器を実用的に使うには、ちょっと勿体ないが、永久に使
える代物です。

輪島の特産品、輪島塗と、その専業「漆掻き職人」の担い手不足が深刻な現状をレ
ポートした記事をみて、彼の仕事ぶりを想い出した次第です。
ただし、僕は「漆掻き」を誘われても、残念ながら到底できません。子どもの頃、漆の
木に近づいただけで体中に発疹ができて高熱にうなされたことが、一度ならず二度、
三度ある。
(ブログ:2013・11・30「京丹後の友人と」/2013・9・17「丹後の仙人、友人を陣中見
舞い!」)

2014年5月30日金曜日

ハルの朗読。                656


声を出しながら文章を読むことを「音読」といい、「朗読」には、さらに感情を
込めて読み上げる要素が含まれると教えられてきた。
これまでも読み聞かせはしてきたが、とんと、朗読を聴くことから遠ざかって
いた。

ハルの朗読を聴いた。自宅で、朗読をくり返し聴いてもらうのが宿題らしい。
前に「太郎の友だち」の朗読を聴いたが、今回は「つばめの巣立ち」を読ん
でくれた。一段と、会話部分とか、擬声を一呼吸をいれての感情移入が上手
くなったように感じた。可愛さが先行して、少し甘いのかなと思いながら、、。

「親ツバメが虫のえさを口にくわえて帰って来ると、ヒナたちは大きな口を開
けて一声に、「ぴーぴー」、と鳴きはじめました。親ツバメはヒナののど深くに
押し込んでやります。~南の国へと長い旅に飛び立って行きます。」と、3分
余の掌編だが、澄んだ歯切れ良い声がなんとも心地良いィ。
孫ならではの、程よい距離感があるからだと思う。

2014年5月29日木曜日

秘境 きりたっぷ岬! 記憶の断層28    655

霧のきりたっぷ岬/つりがね人参&うみねこ(PEN)

厚岸の海岸道路を霧多布へ霧、霧、霧のなかを走る。
さすらい旅、北緯43度さいはての秘境きりたっぷ岬に立つ。
眼下には、太平洋の怒涛が打ち寄せる勇壮な海崖美が魅力的です。

じゃがいも、うどんを食べて、少し元気になったところで、岬の先端を散策する。
僕は花の名前に疎いながら、好きな花「白いつりがね人参」を発見して喜ぶ!
ほかに、アザミや、のげし、シャジン、フウロ、オトギリ草がいっぱい!
先端では、霧笛に驚き! そのまた先にうみねこの島がかすんで見える。

高速道路のような北太平洋シーサイドラインをひた走り、厚岸町に入ると霧は
みごとに晴れる。
東急インホテル内レストランで、やっとキチンと食事ができた。ビールも!

2014年5月28日水曜日

未だに悩み多きパソコン!          654


6月一杯で2年契約のイーモバイル(Wi-Fi)の解約に秋葉原にでかけた。
EMのカスタマセンターに電話して手続きはできるのですが、つながらなかったり、
専用用語を瞬時に理解できず面倒になり、直接契約店へ行くのが手っ取り早い
と思ったからです。
結局無駄な解約手数料を払わず完了するには、再度、7月早々に足を運ばざる
をえなくなった。
とにかく、契約期限を拘束されることと、解約を金銭で換算するとダメージが大き
いシステムになっていることに気付く。

秋葉から取って返して、水曜会に出ました。
ここでも、僕の方から、ワードの一タイトルが消えてしまったことについて、再登場
可能かどうかをめぐって、いろいろサポートしてもらったが。
初歩的問題は、バックアップしないで、次から次へ操作していることに起因してい
る。パソコン内ドライブ上のファイルのバックアップと、動かしてしまったもののバ
ックアップがあると言うし、、、。

他に、IT化がすすむなか、電子書籍の現況、加速するデジタル教科書の現状と付
随するタブレットの教育効果などの話を聞く。


2014年5月27日火曜日

京都高山寺の「鳥獣人物戯画」        653

高山寺・石水院と内部(右)(2000・12影PEN)

高山寺に伝わる国宝絵巻「鳥獣人物戯画」(甲乙丙丁4巻)の修理が2009年に
始まり、昨年3月に完了していることを、新聞記事で知った。

高山寺を訪ねたのは、修理に入る数年前です。
茶髪の若者が、黙々と雑巾がけををしていた姿が妙に印象に残っている。

栂尾山高山寺といい、当山は文化財の宝庫で、鎌倉時代を中心として国宝・重要
文化財は一万点余にも及ぶ。その、建築、彫刻、器物、古文書や、絵画のひとつ
「鳥獣人物戯画4巻」に惹きつけられた。
この絵は、平安から鎌倉時代の作とされ、作者や制作意図は不明だが、色々な
推理があって興味深い。
墨の線で擬人化したサルやウサギ、カエルなどの動物と人物が遊ぶ様子などが
描かれている。

花田清輝の小説にこの絵を借用したとされる、戦国を生きた武将たちの懸命な姿
を擬人化した『鳥獣戯画』があるが、読み返してみたくなった。


2014年5月26日月曜日

柿の葉寿司で薀蓄!             652

新宿旧コマ跡地に建築中(2014・5・26影)

今夕の集まりに「柿の葉寿司」を持参しようと思っていたが、ちょっと鯖ネタが心
配でひかえたところ、ブログを見た人に案の定ご相伴にあずかれると期待してい
て残念がられた。

4人中4人が、食したことがなく、富山の鱒寿司の笹が柿の葉に替わった姿をイ
メージするようでした。
わが家の作法は、採りたたの柔らかい柿の葉に中型スプーンに一杯の寿司飯
を載せ、その上に自家製の締めたアジ、エビ、サケにアナゴをそえ巻いた一カン
を重箱重ねして、一昼夜寝かせて出来上がりです。
完全に一口寿司なので、普通でも二百個ぐらいはせっせと作ります。

葉ごと食べられるのか、シャリは葉の表裏どちら側に巻くのか、葉は塩漬けする
のか、とかとか質問が活発だった。
葉は新鮮な素葉の表に包み握ります。葉は海苔巻きのように食べられません。

2014年5月25日日曜日

最大の「砂嘴」、野付半島!記憶の断層27  651

ナラワラ&尾岱沼(PEN)
この時期、野付湾で捕れる北海シマエビを特注して、朝食でいただく。
納得、美味い!

依然、体調あまりよくない。
左はオホーツク海、右は尾岱沼の間の道路を先端へゆっくり走る。海水に侵され
風化した枯れ木、ナラワラ、トドワラが、立ち枯れ横たわる奇形を見ながら原生花
園に着く。ペンタックスカメラの電池交換。(レジカメではない。)
ハマナス、ハマフウロ、ツリガネニンジンを見ながら散策して体調がもどった気分
にさせてくれる。

途中根室駅前のスーパーで、りんご、昆布茶、ナイフ、タッパーを購入する。
風連湖を望みたたずむ鶴やウミネコを見ながら、納沙布岬へ。
北海道最初の「納沙布岬灯台」から、霧に霞む歯舞諸島を眺望する。
霧がどんどん濃くなってくるなか、白樺林、牧場、海がかすむ。
さらに、キリタップ(霧多布岬)への道中はつづく。