宮古にダイビングでたずねたとき、公設市場で木彫りの怖くもあり滑稽にも見
える黒い仮面を発見した。
先のBlogで、この奇妙な仮面を被って踊ったり宮古島尻地区の人を追いかけ回
る奇風習にふれたが、今日の新聞でもう少し深掘りしたコラムにであった。
「その昔、浜に流れ着いたお面の模刻を2点作って3面にしたのだという、、、
ということは、ぼくの手元の模造品ももうひとつの本物みたいなものではない
か。毎年旧暦吉日、この面をつけてパーントゥ(鬼)に扮して3人の若者たち
が、村のはじまりの場所である井戸の底に溜まった泥を体中に塗り付け、村人
を追いかけてその泥を擦り付けて回る。真っ黒で悪臭を放つ始原の泥には厄払
いの霊力が宿っているという。」(僕は「井戸」ではなく、むらのおくの「沼」
と伝聞している)。
さらに、「つる草の衣をまとって杖を持ち、全身泥まみれの3人が住宅地を歩く
姿を見ると、片手で顔に当てた面はもはや「不格好」ではなく、来訪神が乗り
移っている。」
パーントゥたちは屈強でユーモラスで、「泥祭り」は底抜けに明るい。乾杯!
(←ブログ:2025・6・4 「宮古/島尻集落の「泥祭り」記憶の断層154)4884





