2024年3月7日木曜日

居酒屋川柳短冊 ネパール料理バーへ  4231

「モニカ」店内の短冊(’24・3影)
めったにないことだが、地元駅前通りのネパール人夫婦でやっている居酒屋
の暖簾をくぐった。

カウンター席奥の厨房や調理器具は見るからに整っている。
30歳代のマスターと奥さんで賄っているが、彼女は愛嬌があって日本語での
喋りも滑らかでコミュニケーションに困らない。
酒の肴としてのネパール料理だが、野菜炒め、ナンをつかったピザ、細長い
インディカ米の焼きめし、それにカレー、餃子や焼きそばなども食べられる。
それに、インド料理ほど香辛料が強すぎず自分としては最適。
さてお酒はというと「ヒマヤランレッド」。日本のビールに近い辛口でキリ
っとした感じのものがるらしいが、つぎの機会にしてもっぱら「黒霧」お湯
割りで飲んだよ。
そのうち、ママさんに頼んで「居酒屋川柳」の短冊を目立つところに張って
もらう。

カウンター席で飲んでいた見知らぬ外人さんが、岡山弁を流暢に操るのに驚
きながら喋りこんでしまった面白い話などは次回に、、。

2024年3月6日水曜日

散策の延長戦 巣鴨 とげぬき地蔵尊  4230

とげぬき地蔵山門(’24・3・5)
「板橋宿」散策の後、隣町巣鴨に都営三田線に乗り途中下車。
会員仲間の女性二人に誘われて霙まじりのなかを、巣鴨「とげぬき地蔵尊」の
参道をブラブラ歩きとあいなった。

とげぬき地蔵尊(高岩寺)は、お年寄りの原宿とも言われる巣鴨商店街のなか
ほどにあった。このお寺は1596年に江戸湯島(神田明神裏手)に開かれ、明治
になり1891年に現在の巣鴨に移転してきている。
むかしからご利益があると多くの人が訪れるパワースポットでもある。
映像などでよく見かける「とげぬき地蔵商店街」の芋の子を洗うような往来の
混雑はなかったが、通りはきれいに整備され、広々として昔ながらの老舗商店
が並んでいた。

中山道「板橋宿」を歩く       4229

板橋(’24・3・5  影:and)
久しぶりの「散策の会」雨天決行で実施。
当初新年七福神めぐりが予定されていたが、街道巡りに変更された。

集合場所のJR船橋駅が不慣れなので余裕を持って出かけたところ、新宿駅で
埼京線に乗り替え運よく座れたと思う間もなく目的駅に到着したのには驚い
た。
江戸日本橋から二里半、かつて中山道の宿場として栄えた板橋宿がある地域
の散策。
コースは、板橋駅前⇒近藤勇・土方歳三の墓⇒加賀公園(加賀藩)⇒東光寺
(宇喜多秀家の供養塔)⇒観明寺⇒平尾宿脇本陣跡⇒板五米店⇒板橋宿本陣
跡⇒文殊院⇒仲宿脇本陣跡⇒板橋⇒縁切り榎 (全行程4.5㎞/3時間余)
ガイドは、里見哲夫。

懇親会は、寿司酒場「杉玉」でした。毎回ながら世話役ミトさんありがとう。 

2024年3月4日月曜日

追悼 大西祥一さん         4228

2006・11(影:hiroko)
同世代の知人・大西祥一さんの訃報をもらった。

知り合いになるきっかけは、彼が一橋大学の大学新聞会の関係で、埴谷雄高と
接点があったことによる。
さらに田中基、門倉弘らの同人誌「藝術・国家論集」にも関心があって、その
メンバーの集まりに折々顔を出し、静かに語ることがあった。

また、草野球で対戦したこともある。相手チームの絶対ピッチャーを自認し、
先発は誰にも譲らないほどに、妙な自信を持っていたような印象がある。
そんな裏付けとして、握力がめっぽう強く腕相撲では何度挑戦しても叶わなか
ったのである。
本づくりにおいて、彼は会社側にある編集者でありながら、著者サイドに立ち
すぎて案件のしめしが効かず両者を困惑させる事態もあったと聞いている、、。
とにかく飄々としたなかに独自の信念をもって、わが途を生き抜いた魅力ある
友人でしたが、最近会う機会がなかったことを悔やむ。 合掌。 

2024年3月3日日曜日

桃の節句 お雛さま         4227

2024・3・3 (影:and)
駅までの行き来の民家の庭先に、桃が咲き始めたのに気づく。今年は早い!
そして、きょうは桃の節句です。

週末には4回目になる恒例の「高尾観梅の会」があるが、桃の花との違いは、
梅は花びらの先がまるく、桜は割れているのに対して、桃はとがっている。
いまの時季はほかにも、杏(アンズ)、山桜桃(ユスラ)、海棠(カイドウ)
など、みなよく似た花がつぎつぎに咲いて和ませてくれます。
わが家は娘子はいないのだが、小さなお雛さまと、ハル手作りの雛が飾られ、
ポンポン菓子やひし餅が添えられていて部屋が華やぐ。

2024年3月2日土曜日

中島敦の直筆資料500点をネット公開  4226


中島敦著二冊・書影
出版業界での先輩・鎌塚さんから、「中島敦直筆資料デジタルアーカイブ」を
神奈川近代文学館で公開しているとの情報(「朝日新聞」)をコピーして手紙
が添えられて届いた。
その真意は、僕の親父がサイパンへ教師として赴任していた同時期に、中島も
昭和16年6月、ミクロネシアに旅立っていて、感心があることを知ってのこと。

中島敦は単身赴任中に子供たちに多数の手紙を送っている。そして初の小説集
『光と風と夢』や「南洋の日記」を出版しているが、その全ページ、書簡や図
書への書き込みなど、館が所蔵する直筆資料約500点を収めている、とある。
彼は太平洋戦争中の昭和16(1941)年に南洋庁国語編修書記となってマリア
ナ諸島、ミクロネシア諸島に赴任したが、翌42年に辞職し、持病の喘息のため
に同年に没したのである。なんと33歳で夭折しているのに驚く。

中島と入れ違いのように親父・良太がサイパンへ旅立った頃の記憶はまだ二歳
の僕にはないが、母や祖母からは折々に触れて当たり障りのないことは聞かさ
れていた。

2024年3月1日金曜日

トッド・フィールド監督『TAR/ター』 4225

監督:トッド・フィールド監督
出演:ケイト・ブランシェット/ノエミ・メルラン/ニーナ・ホス

ベルリンフィルで、はじめて首席指揮者に任命されたリディア・タ―の栄光と
凋落の物語。
ケイト・ブランシェット(ター)が指揮棒を振る迫力ある演技力に魅了される。
あわせてトッド・フィールド監督の演出力が、観終わってズシリと響く。
人間同士が支配し、支配される関係、男女格差を交えた権力の仕組みがあらわ
になり人格が壊されていく様子がビビットにつたわるのである。
絶頂期のターではあるが、その実、人間性においては最悪でパワハラ・セクハ
ラの常習犯の様相が次第にわかってくる。だがそれを敢えて説明するシーンは
ないから観る側の内心は悩ましい。
「No5」をつけた女性とマーラーの交響曲第5交響曲とリンクするシーンで見せ
るサスペンス性にも注目すべき要素あり。
現実世界と虚構世界が交差する、まさに芸術か。