2021年8月7日土曜日

玉川上水の始まり羽村の崖      3288

玉川水神社(2021・8・5影:ncan)

 僕はJR青梅線の東側武蔵野台地(羽村)に住むこと半世紀以上になるが、かつ
ての町の中心は水に恵まれた西側だった。

西側は大きくカーブする多摩川に向かって段丘崖の連続となるため、生活道路
は坂となり曲がりくねっている所が多い。
現在の市役所や主だった公共機関があるのは東側だが、半世紀ちょっと前まで
は水欠乏で桑畑などと雑木林だった。そのために「まいまいず井戸」のような
掘削を必要としたのだ。

先に、「根がらみ」前の田圃に咲く「大賀ハス」の悠久の美しさに触れたが、
この水田の北側に「根がらみの崖」が続いている。
羽村にはほかに昔の馬の水飲み場や禅林寺を坂で囲うように「羽村の崖」と、
鳩胸坂と根搦坂、畑への通い道に抱えられるように「小作の崖」の楕円球の湧
き水を排出するスリバチエリアがある。
観念的に語れば、この崖こそ玉川上水の始まりだ。

2021年8月6日金曜日

1945年8月6日から76周年      3287


8・6の今朝も早起きして、8時15分には立って黙とうした。

世間はメダル争いにかまけているなかで、8月6日だ。
人類史上はじめて、人間が住むこの場所に原爆が人によって投下された日から
76周年。
世界から集まったアスリートのうち何人が、日本選手の何十人が、関係者の何
百人が心にとめていただろう。
ひとそれぞれだが、僕は広島で被爆した日笠の叔母様(祖母の従妹)の写真を
見ながら思慕する一刻でした。

「核兵器禁止条約」は国連での採択から4年経るが批准することなく、核保有
国アメリカに気を使って核軍縮の橋渡し役に徹すると逃げの一言固辞。
原爆を未だに正当化する人間がいるが、この怪物がこの世にあらわれた瞬間か
ら間違っており、いわんや核との共存など狂ったたわけた話だ。
さて、明後日で五輪終わりか。世界は一つになった、というのだろうか。

2021年8月5日木曜日

礼文の浜茹で毛蟹が届く       3286

2021・8・6 影:スマ
一度は訪ねたい北海道の島・礼文。
北海道はほぼ主だった都市と街は、春から夏にかけて数度にかけてクルマ旅で
一巡している。が、6月の花の時期の礼文・利尻島行きを以前から計画しなが
ら、叶えられずにいる。

その利尻の毛蟹を、Gyoがいつもながら気を利かせて北海道出張の途中に手配
して宅配してくれた。
傘寿もクリアした明日、81年目の祝祭のためにと一言添えてあった。

北海の冷たい海で身が引き締まり、甘みの増したカニの王様毛蟹。水揚げ直後
に浜茹でした鮮度抜群のものをセレクトして送ってくれたようだ。
デリケートな身の甘みと、濃厚なカニ味噌がたまらなく美味しい。
yuは、甲羅に味噌をのせて身とブレンドして、シュルシュルっとクリーミー
な味をいただくのを、最高の至福と言ってはばからない。

2021年8月4日水曜日

成田清文著『佐藤泰志を探して』を読む3285

書影二冊
『佐藤泰志をさがして』、傍題に「幻の作家」はいかにして復活したか?、を
もつ成田清文の評論を読む。(言視舎刊/1800円)

佐藤泰志の小説は最初に、「すばる」に掲載された「海炭市叙景」で出合っているが
特別系統立てて読んでいるわけではない。
だが連載された80年代後半から随分年月を経て、彼の原作で映画化された、『海炭市
叙景』(熊切和嘉監督)と『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)を観て、あらため
文庫本で小説を読み返した記憶がある。
と云ううことで、三度目の佐藤泰志体験をさせてもらった。私小説的であり青春小説
のようにもみえるが、濃密な人間関係の切実さや風景描写のリアリティに普遍性(開
かれた世界)があって、古い世代のオイラでも共感できた。

「青春とは友情の季節」というが、1973年、互いに24歳のときに親しくなった詩人で
後に映画監督・福間健二の作家論『佐藤泰志』(河出書房新社刊/2900円)も読んで
る。詩と小説を志す文学の「苦学生」が親密度の深まりとともに、友人にしか知りえ
エピソードもウム、ウム、と読ませる本格物だ
二人は、かけがえのない仲間同志だった。 

2021年8月3日火曜日

「水の日」週間というのに水の無駄使い3284

水道応援団から
8月1日から一週間は「水の日週間」で、恵まれたいまある水の環境に感謝し
て大事に使おうと実感。

何とその矢先、玄関先の水道の蛇口を閉め忘れ放水しっぱなしジャージャー。
朝から3時間余り。
一ヵ月前には、風呂掃除の後、タブに水を張って沸かす前に水風呂で一浴びと
思いきや、あふれ流しのまま四、五時間。
こんなに不手際が続くと、認知症が加速しているのかと自己防衛のメカニズム
が作動して、yunに「スミマセン」とも言いだせず自己嫌悪で自虐的になる。

2021年8月2日月曜日

「水の日」に『ディープ・ブルー』観る3283

水の日、夏こそ、「海の映画」を観る。

共同監督:アラステア・フォザーギル/アンディ・バイヤット
製作7年を費やした英BBCの海洋ドキュメンタリー。
南極の氷上で体を寄せ合うコウテイペンギン、氷の海に飛込むホッキョクグマ
の親子、サンゴ礁、神秘的な光を放つ深海生物、北と南の地の果て、、、。

ロケ地は200か所を数え、撮影フイルム7000時間。海の知られざる一面
を、壮大なスケールで描かれている。
CGも作りごともない自然界の本物の事実が、ドラマチックに映像美として迫
ってくる。

次に、ダイバーの友情と愛と海の深さへの挑戦を描く、『グラン・ブルー』を
見てみたい衝動に駆られている。

(←ブログ:2021・1・10「ℳ・ベロッキオ『シチリアーノ』を観る」3079)
(←   :2021・2・1 「諏訪敦彦監督の『風の電話』を観る」3101)
(←   :2021・3・1 「『弥生、三月  君を愛した30年』を観る」3129)
(←   :2021・5・3 「『トロイのヘレン』を65年ぶりに観る」3192)
(←   :2021・6・11 「『スパイの妻』(黒沢清監督)を観る」3231)
(←   :2021・6・18 「原案:中島みゆき  監督:瀬々敬久『』3238)
(←   :2021・7・2 「伊藤俊也監督『日本独立』を観る」3252)
(←   :2021・7・17 「黒澤明監督作品『』を観る」3267)

2021年8月1日日曜日

つちうるおうてむしあつし      3282

影:Pen
わが家の庭に今夏はサンフラワー向日葵はないが、百合のつぼみが太陽を追い
かけるように一気に膨らんできた。
8・6から、旧お盆の入りにかけて乱れ咲きするのが恒例で、楽しみに見守っ
ている。

この蒸し暑い東京の「溽暑」には、アスリートたちの体調維持に耐えがたきを
堪えていると思う。
最近になって最高気温が25度以上の「夏日」、30度以上の「真夏日」に加えて
35度以上の「猛暑日」と云う公認気象用語までできた。
注意を喚起する意味で分りやすくていいが、それにしても日本の夏はどんどん
とエスカレートするのか、、。