2018年12月7日金曜日

ハルの動物アイドル         2312


ハルは学校で、兎ちゃんの飼育係をつづけて、可愛がり育ててきた。

先日も通り道に在る彼の小学校によって動物飼育部屋をのぞいてみると、まだ生
まれて間のない子ウサギ2匹が、ぴょんぴょん跳ねて金網に寄ってきた。
早朝早めに登校したときは、この兎たちのために部屋を掃除してエサを与えたり
水補給をしている彼の姿を思うと、微笑ましい。

週刊誌のグラビヤを見ていたら「シブヤギ」が、浜松に引っ越した写真に惹きつ
けられた。
ハルは、渋谷桜町に補習勉強に行く途中のカフェにサクラの愛称で店で飼われて
いた人懐っこい人気のヤギを見たくて、わざわざ寄り道していたぐらいです。
yuがハルに引越ししたことを伝えると、最近見かけず心配していたところで、
納得の様子だったとか、、。

第二の人生をスタートした浜松では、(都会育ちのせいか)原っぱに連れ出して
もなかなか草を食べないようです。

追悼 福島達男くん         2311


大学時代からの友人、福島タッちゃん永眠の知らせをもらう。

二年ほど前までは、校閲のできるすぐれた校正者として仕事を熟していたが、最
近は病で自宅にこもり気味との消息でした。
直接会って話したのは、確かya君をしのぶ会が中野であったその席ででした。
その時はまだ元気で、yaやKh君らとラグビー場で一緒にワセダを応援した様
子を想いだし、話題にしてくれたものです。

タッちゃんは僕より年下で学部も違っていたので、さしで飲むこともなっかった
が出版業界が同じで話す機会はあった。
生来きまじめで正義感強く、口は重いほうだが、打ち解けると人懐っこく長い付
き合いを思わせる友でした。そしてでしゃばることをいたく嫌った。
その後、彼が生きた出版業界自体について、どんなものだったのか、聞くことも
なく終わってしまった。

また彼は、ことラグビーについては博識で、世界のラグビーチーム、プレーヤー
を隈なく知っているのはもちろんで、特に戦術分析に至る蘊蓄は並外れていた。
これは、校閲力からくる探求心によるのだったのかもしれないと思っている。
合掌。

2018年12月5日水曜日

『スリー・ビルボード』を観る    2310

僕は今年一番の映画は、きょうやっと観ることができた『スリー・ビルボード』
を推す。

監督/脚本;マーティン・マクドナー
愛娘を殺された怒りのあまり型破りな抗議行動に出る母親をフランシス・マクド
ーマンドが素晴らしい演技で熱演。

物語は、アメリカ中部の架空の町の物寂しい郊外の道路沿いに突如出現した3枚
の大きな立て看板。それは、地元警察の捜査がいっこうに進展しないのに業を煮
やした母親・ミルドッレドが、広告クライアントに自らなって、警察を告発する
キャッチコピーの掲載だった。

抗議のメッセージに慌てたのは、町の人々の信任厚い警察署長ウィロビー。名指
しで批判されることに困惑し、どうか冷静にとミルドレッドに泣きを入れるが、
彼女の怒りは容易に収まらず、、。

「道々、決めて行こう」とかたり、物語は余韻を残して幕を閉じる。

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(←   :2018・4・13 「スリラー映画『ゆりかごを揺らす手』」2074)
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(←   :2018・7・14 「ドキュメンタリー調映画「否定と肯定」2166)
(←   :2018・10・14 「黒澤明&三船敏郎の「椿三十郎」2258)
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2018年12月4日火曜日

秩父を彩る幻想のダシ        2309

秩父夜祭/山車(影:Pen)
祇園祭、高山祭とともに日本三大曳山祭りとしてつどに知られる秩父夜祭の例大
祭が三日夜、開かれた。

この日の夜がメインイヴェント。夜空を冬の花火が焦がすなか、極彩色の彫刻を
施した「屋台」と「笠鉾」の山車がぼんぼりに照らされて、法被姿の男女に引か
れて秩父神社を出発。
秩父夜祭の日は、これまで何度か小雪が舞う冷え込みの夜に遭遇することがあっ
たが、今年は暖冬だった。
最大の見せ場は、山車が御旅所手前の急勾配の「団子坂」に到着すると、花火の
爆裂とダシ引手の数百人が「ほーりゃい」の掛け声とともに、人車一体となって
坂上の広場に引き上げた。
歓声が響きわたった。

秩父困民党が蜂起したとき、その一群もこの秩父神社に集結した歴史が想念とし
て過った。

2018年12月3日月曜日

弟が墓参してくれる         2308

72歳の養子に出た弟とその連れ合いが、実家の先祖の墓を訪ねてくれる。

岡山県美作山間部に点在する伯母(養子先)のお墓や、庄屋だった母方の広い墓
地、そしてわが生家の墓などを、姪っ子のクルマで一巡したようだ。
弟はそもそも、元をただせば僕と同じ屋根の下で暮らしているずが、生誕して直
ぐから伯母と暮らすようになった。

弟は倉敷にいる関係で、お彼岸やお盆に僕が帰郷しなくても、気をきかせて榊と
花を立ててくれるので気が休まる。
そして時には、僕の大好物、自然薯や特産品を特別ルートで入手して送ってくれ
たりもする。母方のお墓の裏山で松茸狩りをした日のことを想いだす。

写真で見る 御茶ノ水今昔       2307

1959年に上京して、はじめて在京の友人を訪ねるために市中に出た行き先が、
御茶ノ水駅でした。
それから、ここ数年の駅大改装が始まるまで当時とほとんど変遷のない小ぶりな
駅のままでした。
いまでも、おちゃのみず橋とひじり橋が駅をはさんで在るのは変わらない。
その、おちゃのみず橋の欄干から神田川上流を望んで、1872、3年頃(145
年前)に撮った貴重な写真です。

井の頭池を水源とする神田川は、何回かの改修工事をへて江戸城の外濠としての
形を整えたことになる。今では土手の右上に順天堂医院のビルが聳える、景観の
信じられない変わりようです。

2018年12月1日土曜日

年末に向かって何から手にするか   2306

きょうからは師走、だが、これまでに冬の使者木枯らし1号は吹かなかった。
東京では、1979年以来39年ぶりのことだという。

だが、裏庭の柿の葉っぱは紅葉をへて風葉で、きれいさっぱり丸坊主になってい
ます。冬芽を準備して冬を越し、じっと春をまつのです。
そして72候では、立冬、小雪から大雪、冬至と慌ただしく過ぎていくのは毎年
のこと。
東京では未だ、雪のイメージングできないのですが、北海道、北日本や山岳地帯
からは、つぎつぎと初雪の便りがとどきはじめている。

柿の木と対照的に黄色が色鮮やかな柚子の木と陽射の
伸びを見ると、「冬至」が
近くに迫っているのを感じる。
さた、忘年会をこなしつつ、煤払い(掃除)、賀状書き、買い出し、旅なしと、。