今月、10日ばかり大槌へ行っていたことをメールで前日に伝えたところ、様子
が聞きたい と返事が返ってきていた。
大病に冒されていた彼は、昨年7月末に陸中海岸沿いの津波被災地を一度、
見ておきたいと、大槌町から南下して石巻まで足を運んで、壮絶な現場をつぶ
さに目に焼き付けて帰ってきていた。
会って第一声は、日食を見た、、、だった。佐倉では、曇っていて金環日食のピ
ーク時を見ることができず、復活半ばから見えたようで、我が羽村がピーカンの
晴れ日に恵まれ完全に見ることができた感動をしゃべると ちょっぴり残念がっ
ていた。
次に大槌町の様子につてだが、僕が訪ねるごとに撮ってきた定点写真を見なが
ら、彼が先に見た町役場、図書館、江岸寺周辺が、瓦礫が取り除かれこぎれい
になったぐらいで、復興が見えてこない変わらぬ風景に愕然としていた。
ところで、彼の病状は、今、抗がん剤(ジェーエスワン)投与の休み調整期間に
入っていて、検査結果も良好で浸食が進んでいない状態らしい。しかしながら、
顔面、右半分の機能麻痺と、朝晩の痛みは厳しく、辛い様子。
一時間ほどしゃべりあった後、屋上へ案内してくれた。病院の前に広がる印旛沼
対岸中央の台地の先に見えるはずの筑波山は曇って見ることができなかった。
がんの進行が止まったままであってほしいと一縷の期待をもって退散した。
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| 台地中央の先・筑波山 |
